KhruangbinとCowboy Junkiesと


最近YouTubeでしょっちゅうみてるKhruangbin。世間でどう評価されてるのか知りたくて、ちょっと検索して見た。

Khruangbin / CON TODO EL MUNDO
最新型エンジンを積んだ年代物飛行機で仮想音楽旅行(ソウル&ファンク大辞典)
http://www.mossfad.jp/soul/Alb_Khruangbin.html

これ、すごく的確なレビューと思う。タイトルからして。あと、これ。

ボノボに見いだされた逸材!クルアンビンがデビュー(タワレコ)
https://tower.jp/article/feature_item/2015/12/18/0111

「タランティーノやジム・ジャームッシュ映画のサントラとカウボーイ・ジャンキーズ」って、まさに。初期の彼らの映像をみるとサーフロックみたいなのやってるし、ベースのお姉さんの(「パルプフィクション」の)ユマ・サーマン風なルックスも、そういえばそうだよねと思った。

タイ・ファンクから影響を受けたというが、曲調はどちらかというとインドネシア風味を感じさせる、エキゾ系とかモンド系とかいう雰囲気。サイケなギターのお兄さんの、ピックの持ち方が思いっきり逆アングルなのも、イカしてる。セクシーな風貌ばかりに目を奪われるが実はすごくいいベースを弾いてるお姉さん。ここまでは「パルプ・フィクション」+マーティン・デニーの世界。

そこにミニマルなセットを打ち込み風に叩くドラマーがいるのが、今風なところ。最初のリンクに「クルアンビンがこれほど受け入れられた最大の理由は、DJ [ドラマー] が常に現代の音を刻んでいるからだろう」と書かれている通りです。

でも、なんで今度の初来日が東京大阪ともソールドアウトになってるのかは、よくわからん。どの辺にウケてるの?

Khruangbin – Con Todo el Mundo

クルアンビンのセカンド・アルバム。YouTubeですっかり覚えてしまった曲あれこれ収録。Mundoってくらいだし、やはりモンド系か。

Cowboy Junkies – The Trinity Session
タワレコのレビューを見て、再再チャレンジしてみたカウボーイ・ジャンキーズ。30年も前のアルバムだけど、今になってようやくわかりました。カントリーロックのチルなリバイバルあたりかと。もっとパンクっぽいものを期待してたんです、むかしは。80年代の終わりになんでこんなのやってたのか、なんで岡崎京子がこのバンドを支持してたのかは、やはり謎です。(オルタナカントリーってこと?)

Khruang Bin – Ep. 12 – 11/11/11

クルアンビン初期の映像。かっこいい。

Link Wray – Rumble – 11/19/1974 – Winterland (Official)

ルー・リードが影響を受けたというネイティブ・アメリカンのギタリスト。クルアンビンには、この雰囲気も感じる。