ジャケットは大塚努氏撮影 |
よくみるとジャケットも含めて 4th と 5th は対になっているような気もする。4th が弾き語り、5th がバンドをバックにしたものという違いはあるが、内容的にもわりと近い位置にあるように思う。はじめて A-1 を聴いたとき「あ、吉田拓郎」って思ったのだが、どうやら拓郎ではなくディランだったらしい・・・とにかく前作の最後の曲と本作の最初の曲はサウンドが違うだけでメロディーもよく似ており、メドレー的に聴くことができる。
ただこのアルバム、サウンド的には少し印象が薄い。サザン・ロック的なバンドのアンサンブルを重視したせいか、録音がはっきりした感じではなくなっている。そしてボーカルが相対的に小さい。
中山 貴弘