ギターのフレットみがき
20年以上前に買ったクラシックギター、フレットが結構、赤や緑になってたりして(←サビです)どうにかしなきゃなあと思ってたら、いいのがありました。ヒーロー・シャイン・クロスといって、コンパウンドとワックスが混ざってて、ついでに指板の掃除もできるというものです。HOSCOが輸入元です。
「アコースティック・ギター・メインテナンス・ガイド」に「強くオススメ」と書いてあったので、まあそこまで言うなら…と試してみました。指板をマスキングしてフレットだけコンパウンドで磨くとか、面倒じゃないですか。そういう必要がないと書いてあるのがポイントでした。
それと、ちょっと前から気になってた、指板の指脂(←?)も落としたかったのです。あれが指の脂とは、つい最近まで知らず。単によく弾くから光ってるだけなんだろうと思ってたのだが、知ってからは気持ち悪くて。
結果はこちらです。
1枚目がビフォーで2枚目がアフターです。フレットが赤や緑になってたのは普段使わないあたりなので、この写真には写ってませんが、きれいになりました。それより指脂の方。 よーく見るとまだ残ってはいるんですけど、まあ充分でしょう。
注意した点としては、黒い汚れとクロスにしみてるオイルがフレットやフィンガーボードに残りそうなので、ウエス(※)でよく拭いておいた方がよさそう。注意書きにも、磨きと乾拭きを何度か繰り返すように書いてあります。あと、フィンガーボードに関しては、そんなに脂が目立つ前に普段からきれいにしておこう、という辺りか…
以上、退屈なGW前半のレポートでした。
※余談。ウエスとは業界用語では古くなった綿のシャツなんかを切った生地のことを言う(食器の油汚れを水で洗う前に拭いて捨てたりする)が、「ガイド」では楽器用のクロスのことをそう称している。でもウエスってwasteのことですよ。